我が家で最初に飼ったカエルはトノサマガエルです。
きっかけはその辺にたくさんいたヌマガエル。オタマジャクシの時に発見し、カエルになってピョンピョン跳ねてるのを見ていて、何となく育ててみようかなと思っていました。
でもヌマガエルではサイズが小さすぎて世話が大変そうなので、それならばトノサマガエルならいいじゃないかと考え、探すようになりました。そしてある日、トノサマガエルの生息地を見つけ、捕獲してきたのがいま我が家にいる子になります。
探すようになって気づいたのですが、トノサマガエルって素早いのですね。見つけたと思っても、人影が見えた瞬間に水の中に飛び込んで、あっという間に手の届かないところに逃げてしまいます。考えてみれば、幼少期にもそうそう捕まえることができなかった覚えがあります。
こうして手元で飼ってみても素早く、我が家のカエルではダントツの脱走歴を持っています。バタつくというか、第一選択肢が「逃げる」なので、ちょっとしたことでガンガンケージにぶつかっていて、いつか鼻先をケガしそうで心配になることがあります。
一方で餌食いは非常に良く、置き餌だろうがピンセットだろうが関係なく食べてくれます(むしろどこまで与えればいいのか不安になるぐらい)。
容姿は一般的に思い描くカエルっぽい姿ですが、よく見ると目がパッチリしていてカワイイ顔をしています。僕は元々カッコいい系だと思ってましたが、実際に飼ってみるとカワイイと思うことの方が多いです。きれいな緑色をしていたのですが、うちの子はいつの間にか緑色がどこかに行ってしまっていますね。
トータルで見ても飼育は容易の方だと思われ、僕はこのカエルのおかげで飼育に前向きになり、ミヤコヒキガエルをお迎えしました。
将来的には、大きめのケージにアクアテラリウムを作って、生息地を再現させたところで飼育したいと考えています。