595が納車されていつの間にか1年が過ぎていた。ちょっと振り返ってみようと思う

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この記事の目次

幸せな車生活を送れるようになった

595が納車されて、気が付けば1年以上が過ぎました。595との日々を振り返ってみてどうだったかを一言で言うと、「幸せな車生活を送れるようになった」と言えます。

運転が楽しいのは間違いないので、とにかく移動が楽しくなりました。やはりこの車の本質的な魅力は運転の楽しさですね。そのため運転すればするほど595が好きになります。また、もともと大好きな外見をしているので、日々どうしたらこのデザインを引き立てられるか考えるようになり、乗っていない時も楽しめています。

こうして得られる幸福感はとても大きく、おかげで他車に対して抱く感情もプラスに転じるようになりました。

これまでは自分が欲しいと思っている車を見かけると羨ましくなったり、憧れの車が生産終了またはモデルチェンジをするとショックを受けたりしていたのですが、今は車に対する渇望は595が満たしてくれているので、そういった情報を素直に受け止められるようになっています。

この点は僕にとって人生の質を向上させてくれていると言っていいほどです。例えば外出すると必ず多くの車を見かけることになるので、常に暗い感情がよぎることになります。595を所有してからはこういうことが無くなったので、純粋に外出を楽しめて、清々しい気分です。

とはいえ現代の車としては欠点の多い車

こんなにも僕の生活を充実させてくれている595ですが、冷静に見ると欠点の多い車だと言えます。ざっと挙げるだけでもこれだけ思いつきます。

    • 狭い
    • チープなところがあちこちに
    • 現代の車とは思えない装備の簡素さ
    • 乗り心地が悪い
    • 乗車姿勢が独特
    • クーラーが効かない
    • 使い勝手の悪い内装

    最新の車は割とこのあたりの欠点は潰されているのが多いのでしょうね。ただ、これらの欠点は595の魅力(運転が楽しい)を台無しにするほど致命的ではないというのが重要で、個人的には大して気にしなくてもいいと思っています。。

    ところで595の欠点というか、特徴で気づいたことがあって、それは車の構造が乗り味に大きく影響しているんだなということです。

    小さくて鼻先の短い車に無理矢理エンジンを押し込んでいる感は否めず、僕のような素人でも、低重心を意識したスバルやポルシェに乗るとその差をはっきりと感じるぐらいです。この乗っていて感じる挙動の特性は、運転の楽しさで無かったことに出来るものではないので、運転中は常に意識させられることになります。

    これを個性と割り切るか、何とかしようとカスタムしていくのか、どうしても我慢できないかは、その人の性格しだいといったところですので、595が人を選ぶ車なのは間違いないでしょうね。

    他人に勧められる車ではない

    ということで、595は万人に勧められる車ではありません。とにかく試乗してみて、この楽しさが手に入るなら数ある欠点を受け入れられるかどうかを考えてみた方が良いと思います。

    また、品質やキャラクターと比較して、今の価格は高すぎる印象です。

    僕が595を買おうと決めたとき、コンペティツィオーネの新車価格が383万から404万円に値上げしたところでした。それでもかなりの値上げだと感じたものですが、現在はなんと467万円で、諸経費込みでおそらく500万を超えてくるのではないでしょうか。

    595オーナーの僕が言うのもなんですが、500万出すならGRヤリスのトップグレード買ったほうが良さそうな気がします(逆にGRヤリスがあの値段で出せていることのすごさが分かる)。

    この値段を見てもなお「手が届く楽しい車」と感じる人にはお勧めの車だと言えますし、そう感じないなら選択肢から外すのが賢明かもしれませんね。

    毎日595に乗れるのは幸せ

    とはいえ僕にとっては595は間違いなく買って良かったと思ってますし、1年を過ぎた今、これからもずっと乗り続けたいと思う車です。このような車に出会え、保有できる僕は幸せ者です。

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