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僕はカエル飼育を始める前からヒキガエルがそれなりに好きで、いつか飼ってみたいなと思っていました。ある時ヒキガエルを飼うチャンスに恵まれ、お迎えすることになります。

アズマヒキガエルか二ホンヒキガエルではなくミヤコヒキガエルとなったのは、ミヤコヒキガエルは沖縄に行かないと出会うことがないからというのが大きな理由ですね。

ただ、お迎えしてあらためて眺めてみたときは正直「ちょっと気持ち悪いかも」と思いました(写真と実物ではインパクトが違う)。

ところが数日もするとその魅力に引き込まれ、これをきっかけにカエル飼育にハマることになります。

そんなミヤコヒキガエルの個人的にいいと思うところ、イマイチなところを挙げてみますので、その魅力が少しでも伝わればと思います。

この記事の目次

ミヤコヒキガエルの魅力的だと思うところ

  • 飼育しやすい(大きい、丈夫、よく食べる、陸棲で乾燥に強い)
  • 人に(あまり)動じない
  • カワイイ

飼育しやすいのは非常に大きなポイントです。南部とはいえ日本に生息するカエルですから環境設定も容易かと思います。大きいので、餌の選択の幅が広いため飼い主の好みに合わせやすいですし、環境の変化にまあまあ耐えられます。湿度が合わないからといって見る見る衰えていくようなタイプでもないので、様子を見ながら環境を調整する余裕があるのも助かるポイントではないでしょうか。

また、飼い主を見て逃げ出したりせずよく姿を見せよく動くので、「飼っている感」があります。大抵の生き物は人を見るとまず逃げて隠れるので、飼っているのにほとんど姿を見れないということもあります。その点ヒキガエルは人がいてもボーっとしていたり、それより餌が気になってたり、隠れようとして全然隠れられてなかったりするので、その心配はありません。

あとカワイイです。最初ちょっと気持ち悪いかなと思っても、そのうちただカワイイと思うようになります(少なくとも僕はそう)。

ミヤコヒキガエルのここがイマイチ

  • 何でも食べてしまうから誤飲が心配
  • 食欲のゴールが分からない
  • 毒がある

食欲の強さは飼いやすさにつながりますが、それゆえにけっこう何でも口に入れようとしてしまいます。それがもし詰まりでもしたら死に直結してしまうため、気を遣うポイントでもあります(自然界で生きられてるのだから大概のことは大丈夫だと思うが)。

また、いくらでも食べようとしてしまうため、限界を超えるまで食べてしまいます。そのため飼い主が給餌量をコントロールしなければならないのですが、そのさじ加減がなかなか分からないです(僕は未だにわ分からない)。

毒については、僕は積極的に触りたいものではないです(中には毒を好む人もいますが)。毒があると言っても、世話している中で毒を出してくることはそうそうないので、そこまで気にする必要はありません。顔に近づけない、触った後は手を洗うなどを徹底すれば大丈夫だと思います。

ヒキガエルは他にない魅力を持っている

僕は飼育経験がまだまだ短いですが、それでも「ヒキガエルは飼い主を覚えるのではないか」と考えています。例えば隠れている時でも、人影=飼い主と判断できた時は、わざわざ姿を現すことがあります。本来なら敵であるはずの人の前に意図的に出てくるのは、飼い主が餌をくれる存在だと認識しているからではないでしょうか。

「ヒキガエルは唯一懐くカエル」と言われることもありますが、もしそれが事実なら、他の種類に無い、唯一無二の魅力と言えるでしょうね。

我が家にはカエルが何種類もいますし、今後飼ってみたい種類もたくさんいます。しかしヒキガエルだけは「別格」で、今後も特別な存在として扱っていくことになると思います。

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