試乗に行ったら奇跡がおきた話

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次の愛車としてABARTH(アバルト)595を第一候補に決めた僕ですが、実際に乗ってみないことには分からないこともあるので、試乗に行ってきたところ、奇跡としか思えないことが起きました。

この記事の目次

僕が希望していた仕様

不可欠なもの

・左ハンドル

・マニュアルトランスミッション

・グレードはCompetizione(コンペティツィオーネ)

できれば欲しいもの

・車体色がGiallo Modena(黄色)

すべてを備えた認定中古車はない

僕が試乗に行こうとした時点で「不可欠な要素」を全て備えた認定中古車は1台のみで、残念なことに車体色はNero Scorpione(黒)、しかも遠方のディーラー保有という、最初から妥協を強いられる状況でした。

この時の僕の気持ちは、「黒でもいいので何とかあの個体を確保できないだろうか・・・」といったところです。

実際にGiallo Modena(黄色)を見て気持ちがゆれる

ディーラーを訪れると、Giallo Modena(黄色)のCompetizione(コンペティツィオーネ)右ハンドルが展示してあり、その鮮やかな黄色に心が揺れました。

僕は最初から中古の、しかも他ディーラーが保有している個体が欲しいと思っていたことから、ディーラーの営業さんに悪いので、最初から素直に望んでいることを伝えました。

  • 左ハンドルのコンペティツィオーネを探していること
  • 値上がりがあったので、新車ではなく中古車を探していること
  • 出来ればGiallo Modena(黄色)が欲しいこと

もしかしたら気分を害されてしまうかもしれないし、態度が変わってくるかもしれませんが、もしそうなったらこのディーラーに通うことはできないということで諦めるつもりでした。

こんなことってある?

(写真は展示車です)

「実は、数日前に入ってきてネットにもまだ載せていない車がありまして、左ハンドルのコンペティツィオーネで、お色は黄色です。前オーナーさんに納車されてから間もなく売却されたので、ほぼ新車の状態です。」

僕は信じられなくて頭の中で何度も言われたことを確認しました。

もちろんそういう個体があったらラッキーだよなあなんて考えがよぎることはありましたが、本当にこんなことが起きることってあるのでしょうか?

しかもよくよく話を聞くと、前オーナーさんが手放した理由が、僕がMINI JCWを手放した時に似ていて、まるで見えない何かがめぐり合わせてくれたようです。

実は今回の試乗はもう1週間先に予定していたものを、予定が空いていたので急きょ前倒しして行ったものでした。

そこで入庫して間もない個体、しかもネットに掲載したらすぐに無くなる(かもしれない)ような極上個体に出会えるとは、「これは運命かも」と思わざるをえません。

次の愛車はABARTH 595

そういう訳で、急ではありますがアバルト595を契約することになりました。

このような出会いに恵まれたことと、何より購入を許してくれた妻に感謝しかありません。

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