ABARTH(アバルト)595はイタリア車で、僕の中でイタリア車というと鮮やかなカラーを身にまとっているイメージがありますが、その一方でせっかくの綺麗な色が経年劣化で褪せてしまっているのもよく見ます。
せっかくきれいな色ですし、僕が納車予定の車はGiallo Modenaという黄色なので、何とか劣化を防ぎたいところです。
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ディーラーとしての見解
実際にディーラーの方に現行595は劣化するのか聞いてみたところ、次のような返答でした。
- 昔ほどひどく劣化するわけではない
- とはいえ黄色は鮮やかな色なので、対策はした方がいい
- コーティングでかなり予防できる
- ボディカバーをするといいが、デメリットもあるので安易におすすめできない
僕が購入した個体は前オーナーがコーティングをかけていたので、第一段階クリアという感じですね。
問題はカバーをするかどうかです。
ボディカバーの問題点① めんどくさい
まず大きな問題として、付け外しをいつまで続けられるか、という点です。
595はほぼ毎日乗るため、使用の度に付け外しを繰り返すのが面倒くさいのは間違いなく、早々にやめてしまう可能性が高いですね。
これを解消するためには少なくとも「テマトラン」のようなカバーに脱着を簡易化させたものもありますが、試しにやってみるにはちょっと高くて、かつ賃貸の駐車場に設置できるかが疑問です。
ボディカバーの問題点② キズなどがつく
また、カバーの素材として裏表ともビニールのような素材だと、濡れた場合にずっと張り付いてしまい、乾燥した後も跡が残ってしまったり、ゴミを挟んでしまってキズをつけてしまいます。
それを防ぐために裏起毛タイプのものを使うという手もありますが、徐々に起毛にゴミがからまってしまい、余計にキズの原因になるということもあり、良いカバーを買ったからといってそれで解決というわけにはいきません。
僕はこのカバーライトのボディカバーを買おうか、ずいぶんと悩んだりしましたが、上手く活用できるビジョンが見えなくて保留中です。
最善策はボディコーティングぐらいしか思いつかない
劣化を防ぐためにはボディカバーをした方がよく、そのためには毎日頑張って付け外しをしなければならず、でもその頑張って付けたもののせいでボディにキズを付けてしまうという、あっちを立てればこっちが立たないような状態になってしまいます。
それならいっそのこと、ボディコーティングのメンテナンスに注力することにして、良いコーティングは数年もつと考え、その間に次のコーティングの予算を貯めて、効果が切れるころにすかさず施工するというのはどうでしょうか。
毎日ボディカバーに悩まされるより心理的負担も軽いので、ある程度割り切ってしまうこの方法がベターなのかもしれません。